克己・盡力・楽天 明善高校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。また日頃より本校の教育活動に御理解・御協力をいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。 本校は、天明3年(1783年)有馬藩の命により、高山畏斎が両替町に学問所を設置したことから始まります。以来、幾多の変遷を経て、昭和23年(1948年)の学制改革により福岡県立明善高等学校となって現在に至っています。本年、県立学校移管144年目を迎える県内有数の伝統校です。
校名は儒教の古典「四書五経」の一つである「大学」の言葉「大学の道は、明徳を明らかにするに在り、民を親しましむるに在り、至善に止まるに在り」を踏まえたものです。
校訓は「克己・盡力・楽天」。これは、勉学や鍛錬の厳しさにくじけそうな自分の弱さに打ち勝ち、その結果を天に委ねる域に達するまで、ひたすらに努力を重ね、力を尽くそうとする明善生の在り方を示しています。
現在は、全日制課程普通科・総合文科コース・理数科、定時制課程普通科を設置しており、そのそれぞれにおいて、人材育成のさらなる充実を図っています。
本校には人としての高みを目指す文化、自分とは異なる様々な個性を尊ぶ文化があります。生徒には、その長い歴史の中で育んできた学校文化に触れ、異なる個性の仲間と切磋琢磨し、人間性を高め、信念を磨くことを期待しています。
これからも、校訓である「克己・盡力・樂天」を生徒育成の理念とし、保護者会、同窓会、地域の皆様の御理解と御協力をいただきながら、職員一同、全力で教育活動に取り組んでまいりますのでよろしくお願いします。
福岡県立明善高等学校 校長 山口 隆嗣
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