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本校は、天明3年(1783年)有馬藩によって両替町に学問所が設置されたことに始まります。その後、焼失するなどの経緯を経て寛政8年(1796年)、椛島石梁の尽力により大手門内(現在の学校敷地内)に明善堂(めいせんどう)が完成しました。教授(現在の校長職に相当)であった石梁は「学問の修得は人格の形成に結びつく」という理念のもと、特定の官僚養成にとどまらない幅広い学問の修養を重視しました。さらに、言葉による思考と表現を重んじる教育、いわば現代的に言えば、“thinking & expression”を重視する教育を明善堂教育の柱としました。
その後、本校は幾多の変遷を経て、昭和23年(1948年)の学制改革により福岡県立明善高等学校となり、現在に至るまで長い歴史と伝統を受け継いでいます。卒業生は、日本国内外の様々な分野で活躍しています。現在は、全日制課程に普通科・総合文科コース・理数科、定時制課程に普通科を設置し、多様な生徒に対する教養教育と人格育成の充実を図っています。
本校の校訓は「克己・盡力・楽天」です。まず自らに打ち勝つ「克己」を基盤とし、その上で他者や社会のために力を尽くす「尽力」、さらにその実践を通して前向きで豊かな心境に至る「楽天」を目指すことを意味しています。この校訓が制定されて1世紀以上、明善に関わる全ての人々はこの教訓を心のよりどころとしており、本校教育の礎として受け継がれてきました。
本校は、この校訓と明善堂の設立理念を大切にしながら、教科教育の充実を基盤としつつ、生徒の自主性や主体性を尊重する教育を推進しています。生徒は互いに切磋琢磨し、学習のみならず学校行事や部活動にも積極的に取り組んでいます。また、教職員が生徒の成長を学校生活の様々な場面で支え、保護者会、明善同窓会、地域の皆様のご支援のもと教育活動の充実を図っています。
本ホームページには、学校行事、部活動、進路実績などの情報を掲載しております。ぜひご覧いただき、本校の魅力をご理解いただく一助となれば幸いです。
福岡県立明善高等学校
校長 大塚 和広