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Information

 

 保護者会

■第68回 全国高等学校PTA連合会大会佐賀大会  報告
日時:平成30年8月20日(月)-21日(火)


  日 時:平成30年6月14日(木)役員会等、15日(金)分科会、全体会
  会 場:佐賀県総合体育館・佐賀市文化会館・唐津市文化会館・鳥栖市民文化会館・嬉野市体育館
  メインテーマ:「広めよう 高めよう 慈しむ心」
  サブテーマ :〜君たちがつくる希望の明日を〜

【大会趣旨】
幕末から明治時代を背景に政治・産業・科学・芸術の分野で先進的な活動を展開した佐野常民は、1877年西南戦争に際し、敵味方の区別なく負傷者を救護する博愛社を設立しました。その後日本赤十字社と改称し現在に至っています。そこには、どんなに科学技術や産業が発展、進歩しても博愛の精神(人を愛し国を愛する心、慈しむ心)がなければ真の先進国に成り得ないという、常民の確固たる思いが込められています。

火星探索をはじめ宇宙へも飛び立つ時代、あらゆる分野で人類はめざましい進歩を成し遂げています。そこに人間・自然環境・動植物をはじめ生きとし生けるものへの慈しむ心があればこそ、人間の英知や技術を超えた更なる創造が発揮できるものと信じています。

混迷の時代を生き抜く子供たちが、学校・家庭・地域・社会において慈しむ心を忘れず、私たちPTAがその支えとなり、希望の明日をつくっていくための大いなる一歩を踏み出す大会にしたいと願っています。 (大会要項より抜粋)


この大会に執行副校長をはじめ、保護者会から6名(武中、杉岡、星子、小宮、松山、山村)が20日(月)に総合体育館で行われた基調講演、分科会に参加しました。



【基調講演】
「レモンさんのビタミントーク!慈しみの愛言葉!We are シンセキ!」

■ラジオDJ レモンさん(山本シュウさん) 〜プロフィール〜
1964年大阪府門真市出身
高校卒業後、26歳まで様々な仕事を経験し、アメリカに留学。
そこで、日本の大手芸能プロダクションのスカウトを受け帰国。30歳でラジオDJデビュー。その後、娘の通う小学校のPTA会長を、レモンの被り物をした“レモンさん"というキャラクターで5年間務め、その活動が、著書「レモンさんのPTA爆談」で発表された。さらに、エイズの啓発や献血推進、被災地支援などのプロジェクトリーダーとして活動し、大阪大学の講師も今年で12年目。
(大会要項より抜粋)

レモンの被り物とイエローとグリーンの衣装で元気に登場されたレモンさん。いきなり引き込まれていくようなレモンさんの明るいトークで始まりました。レモンさんは、時代は“第二の明治維新"真っただ中!と言われました。だから、叩き合い、迷い、孤独が増えているのだと。

そんな時代に子育てをしている私たちに伝えたいことは“信頼の5つ星"
1 理解者→世界一自分をわかってくれている。
2 応援者→応援してくれている
3 信者→信じてくれている
4 承認者→認めてくれている
5 指導者→気づかせてくれる

この役割をはみ出さない範囲で色々なメニューを並べてあげることをしてほしい。でも、選ぶのは子供たち自身で保護者は見守らなければならない。この「見守る」ということが意外と難しいことです。

それは、私たち大人の中にはひと昔前の昭和のICチップが埋め込まれているから。すぐ感情的になる、人の話を最後まで聞けない、絶対に自分が正しいと思う。0か100かの極端な考え方をする、わけもなく上から目線、何でもすぐアドバイスしようとする。すぐ戦闘モードに入る、すぐ悪者さがしをする、すぐ人と比べる、そして男尊女卑。   

自分の中にこんな時代遅れのコミュニケーションをとらせるチップがあることに気づいたら、すぐに“信頼の5つ星"のポジションに戻って、「あなたはそう思うんだね」と同調しながら、子どもの話を否定せず聴くだけで「見守っているよ」というメッセージは十分に伝わるのだと。

レモンさんの愛言葉は“We are シンセキ!"

その思いは「あなたの命はあなただけのものじゃない!」ということ。あなたの子どもはあなただけが育てたのではない。おかげ様の心でみんなに育てられたものなのです。遠慮なく「助けて!」と叫んでいい“権利"それが『人権』である。あなたは あなたのままでいい 以上に、あなたのままがいい!と言える時代なのだと熱く語っておられました。

メインテーマの言葉 「慈しむ心」→身内のように愛を感じる心
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『We are シンセキ!』

会場から笑い声も聞かれる明るく、楽しい講演でした。私はレモンさんのお話から、日常の中で気づかないうちに、つい見逃してしまいがちだけど、とても大事なことに気づかされ、これから生きていく子どもたちの為に、応援者となる私たちが何を大切にして、どのように行動していくのか、改めて考えさせられました。

私にも明日から出来るかもしれないこと。本当のコミュニケーションとは何か。子どもたち、私たちの「生きる力」とは何かを知ることができ、自分を見つめ直す機会を頂きました。



【分科会】
午後から、第一分科会に参加しました。

テーマ:学校教育とPTA 〜地域の将来を担う人材の育成とPTA活動〜

4校の事例発表があり、それぞれの学校の特色を生かして子どもたちのために、熱心にPTA活動に取り組まれていました。これらの事例発表に対して、佐賀大学大学院 上野景三教授、佐賀県立佐賀西高等学校 松尾敏実校長先生から助言がありました。

本来の学校の意味は、地域の期待から生まれたものであるということ。今日、地域や保護者が学校の様々な教育活動に関わることで、地域の将来を担う人材の育成が期待されます。また、多くの地域で人口、学校の減少がみられる今、地元定着が望まれています。子どもたちの豊かな学び、地域の将来を担う人材の育成を目指し、それぞれの学校で取り組まれているPTA活動ですが、そこの活動の本質は何かが見落とされていると指摘されました。それは、「学校や地域がどのような人材を育てたいのか」・「子どもたちがこの学校で学んでよかったと思える」こと。

私たちが、これからもPTA活動を行ううえで、これを意識して取り組んでいくことがとても大切なことだとわかりました。それが、子どもたちの将来、地域の活性化へ繋がっていくと思いました。明治維新から150年の年です。これからは、生き残るためのサバイバルの時代。“生き残れるのは変われる者"だと言われた言葉がとても心に響きました。

本大会に参加し、改めて今、どんな時代なのかを意識することができました。そして、私たちにも「生きる力」が必要とされるのだと感じました。これからのPTA活動が、少しでも子どもたちの支えとなるよう力を尽くしたいと思います。