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Education

 学校長あいさつ


■文化発表会「パンフレット」巻頭言

「Watering」(水)というテーマが実にイカシテいる。素敵である。 一つには、昨年度の「芽吹」というテーマを意識したものであり、昨年度の実行委員長伊集院拓也君を中心とした「大運動会と並ぶ明善の伝統行事にしたい!」という熱い思いをもっての努力を引き継ぎ、さらに充実したものを目指し、土から顔を覗かせた「芽」に水を注いで大きく成長させたいという意気込みの表れであることがストレートに伝わってくる。

また、もう一つには「水」、この空気と同じように当たり前のようにあるもの、しかし、これがなければ生きてはいけない。この水や空気のように、明善になくてはならないもの、日ごろはそれほど意識しないのだけれども、やはり、改めて意識してみると貴重なもの。これが明善の学校文化である。これを改めて私たちの目の前で形にしようとするもの、一言で言えば、多士済々の明善生の潜在的可能性まで含んだ叡智、喜怒哀楽や思いやり、人柄をも含め、明善生の底力として互いに認め合い、誇りとするもの。そうである、“学校柄"(このような言葉はないであろうが)というようなものを、様々な形をとって表現する場、これが文化発表会であろうと思う。

具体には主に二つの柱からなっており、一つは文化系部活動の日ごろの活動の成果を発表するもの、もう一つはクラスで企画し発表するもの。特に、この場では、文化部の発表に期待を込めて言及しておきたい。もちろん部員の皆さんの日ごろの頑張りの成果に期待をするのだけれども、もう一つ、運動部においても言えることであるが、所属する部が今日まで連綿と続いており、当たり前のように活動できていることに目を向け、先輩方の努力に感謝の気持ちを持ち、日々の活動に向かっていただきたいと思っている。

加えて、日々の活動には人と競い自らを高めるという要素が入っているので、私が言うほどに簡単なことではないとは思うが、音楽をとおして、書画や写真、演劇や文章表現などをとおして自らの心を豊かにする、人とのつながりを豊かにするという出発点。科学探究をとおして、人知の及ばない自然の偉大さに敬意を抱くというような、それぞれの活動の出発点に折に触れて立ち返っていただければと思う。先輩方を始め他者への謙虚さや芸術、学問への謙虚さが、さらに、自分を人としての成長に導くものと思う。

明善All Starsで創り上げる文化発表会に期待し楽しみにしていますし、実行委員長の安武智就君を中心とする実行委員の皆さんの意欲と努力のおかげで文化発表会を開催できることに心から感謝します。

平成29年6月8日

学校長  長 俊一 (ちょう しゅんいち)