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 明善の肖像

天明三年(1783年)儒学者高山畏斎が開設した学問所を起源とする本校の永い伝統の中に生きるすぐれた先人達をご紹介しています。【*生年順に記載】


比類なき美術評論家

河北 倫明 / Kawakita Michiaki [1914-1995]

Kawakita Michiaki

美術評論家・河北倫明は、東京国立近代美術館次長、京都国立近代美術館長、横浜美術館長などを歴任、文化功労者としても表彰され、その活動は美術界に大きな功績を残した。

河北は大正3年(1914)浮羽郡山春村(現・浮羽町)生まれ、旧中学明善校から第五高等学校、京都帝国大学を卒業後、文部省美術研究所に勤務、近代洋画の鬼才・青木繁を研究テーマに選び、日本日本美術史にその評価を定めることに力を尽くした。

その後も、近代日本美術史研究の先駆者として研究を続け、美術評論を次々と発表。

また、東京・京都の国立近代美術館の創設にも深く携わり、美術史家、美術館人としても比類なき存在だった。

河北は良寛の「花開くとき蝶来たる、蝶来たる時花開く」という句になぞらえて、「花を作品とすれば蝶は美術評論家、蝶の動きがあって花は生きてくる」とし、生涯を美しい蝶として芸術のために捧げた。